引越をする際、様々な事情で業者に頼まずに自分で引越しをする方もいるかと思います。
荷物量によっては安く済ませることが出来ますし、自分のペースで作業することだって可能です。
しかし必ず必要になってくるのが荷物を運ぶ車。
今回は、そんな引越に使う貨物車の種類と注意点をご紹介します。
家具が有るならトラックは必須
引越し荷物が数個のダンボールだけで済み、自家用車をお持ちの方であればトラックを用意する必要はないと思いますが、そういう方は少ないかと思います。
多くの方が冷蔵庫や洗濯機など、自家用車に積むことが出来ないほどの家具・家電を持っているはず。
そういった家財道具を運ぶためには、最低でも軽トラックや軽バンなどの貨物車が必要です。
主な貨物車の種類
一般的にレンタカーで借りることが出来る貨物車は以下のような種類があります。
●軽トラック
皆さんご存知の軽トラック。運転もしやすく、レンタカーの場合は殆どが幌が付いていないので、積むことさえ出来るのであれば、多少背の高い家財も積むことが出来ます。
レンタル料金も5000円程度から借りることが出来るので経済的。
運べる荷物は単身向けが限界で、積み方によっては何往復かしなければいけない場合も。
また、雨や雪の日は、荷物が濡れないようにシートを掛ける必要があり、レンタカー会社によっては別途有料の所もあるので事前に確認が必要です。
●軽バン
軽バンとは、軽のワゴンのこと。札幌でも小包の配送などによく利用されています。
基本的なベースは軽トラックと同じで、小回りがきいて運転がし易い。
レンタルも軽トラックと同程度で経済的でもあります。
しかし、屋根がある分、積める荷物の高さに上限が有るため、荷物のサイズをよく調べておく必要があります。
●1〜2トン平トラック
軽トラックよりも更に大きく、荷台も広くなるので高積みしなくてもある程度の荷物を積むことが出来ます。
レンタル料は10000円程度から。
このサイズになると、単身なら全て詰めそうですし、積み方を工夫すればファミリー引越だって積み切れます。
ただ、軽トラと同じように、天候によってはシートが必要なので、その面倒臭さもあります。
1トン程度であれば、ワゴン車を運転できる人であれば問題は無いですが、2トントラックになると、幅も全長も長くなるのである程度の運転技術が必要になってきます。
●ハイエース
札幌市内だと、工事現場の方が作業員と工具を積んで走っているのをよく見かけます。
軽バンと同じように屋根があるので高さの制限は有るものの、単身用の冷蔵庫くらいなら立てて入れることが出来ます。
レンタル料は15000円程度からと結構高めに設定されており、ハイエースを選ぶくらいなら位1トントラックの方が良いかもしれません。
運転の快適性は高く、背の高い荷物が無く、長距離を快適に運びたいというのであれば非常にオススメな車種です。
ただ、見た目はワゴンですが、家庭用のワゴン(エルグランドなど)よりも全長が長いため、運転する際には注意が必要です。
●2トンアルミバン
ファミリー用の冷蔵庫でも立てて積むことが出来ますし、屋根も有るのでシートを掛ける必要もありません。
完全に箱で覆われているため、シートと違い荷台の隅々まで荷物を詰め込むことが出来るので、積載量は相当高いです。
その分レンタル料は20000円前後からとやや高め。元々台数も少ないので、早めに予約をしていないと車を確保できませんし、また、マニュアル車がほとんどなのでAT限定の人は乗れません。
更に、これまで紹介した貨物車と異なり、運転は完全にトラック用の運転が必要になります。
右左折時のオーバーハングや、左側面や後方の確認、荷台が標識に擦らないようになど、注意する点が沢山あります。
トラックの運転をしたことがないという方にはオススメしません。
自分の運転技量と荷物量を見極めることが大事
自分で引越しをする際にトラックを借りようとしている方は、まずは荷物の量を把握し、それが全て積めるのかどうかを判断しなければなりません。
その上で、必要なサイズのトラックを運転ができるのかどうか?
安全に引越しをするためには、自分の運転技量としっかり向き合う必要があります。
もし、「積めるかどうか分からない」「積むのにどれ位の時間がかかるか分からない」という状況であれば、場合によっては格安の引越し業者に以来をしたほうが安上がりかもしれません。
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ちなみに、ヤマト総研のトラックは軽トラックですが、特別な架装を施しているため沢山の荷物を積むことが出来るようになっています。